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円山応挙展 [歴史雑話]

愛知美術館で「円山応挙展」を開催しているので見て来ました。

nagoya 058.jpg

円山応挙は江戸時代中期の画家です。

展覧会の趣旨を愛知県美術館の案内から転載します。

江戸時代中期の18世紀、伊藤若冲や曾我蕭白、池大雅などが個性をふるった京都画壇で圧倒的な人気を博していたのが円山応挙です。
「写生」を基本とした応挙の絵は誰にでもわかりやすく、画題への知識や文人的な教養なしでも楽しめるという新しさがありました。
けれども応挙の作品は平明な写生にとどまるものではなく、障壁画や屏風絵において部屋や画面の形を絵の空間表現に利用したトリックアート的着想や、大胆・軽妙に筆を操りながらリアルさを感じさせる驚異的な技量など、多くの革新と魅力に満ちています。
本展では、国宝・重要文化財や展覧会初公開作品を含む代表作をご紹介するとともに、西洋の遠近法を用いた若年期の「眼鏡絵」制作や中国絵画学習、後世への影響など、様々な角度から応挙の実像を再考します。
障壁画では大乗寺客殿の空間を再現し、自然光のように変化する照明で応挙の意図をご体感いただきます。日本・中国・西洋の絵画を吸収して完璧な様式美をつくりあげ、近代日本画を準備した真の実力者、応挙の芸術をご堪能ください。

応挙の絵は写実的で、リアルです。
よくこんなに細かく正確に描けると感心ししまうものばかりでした。

応挙のスケッチ帳には昆虫や花、葉のスケッチも多くありますが、その正確さには目を見張ります。

また、子犬の絵が多いのにびっくりしました。
それまでは誰も子犬を主題にすることはありませんでした。

江戸時代にすでに遠近法で描いていました。

nagoya 057.jpg

圧巻は大乗寺の襖絵です。

大乗寺は別名応挙寺とよばれるほど応挙や一門の画家の襖絵が多く残っています。
こんかいは大乗寺の書院を美術館の中に再現して、一日を3分にまとめた照明を行なうことで、昼間と夜の見え方の違いが体験できます。
松に孔雀図です。

金屏風の中に黒一色で松と孔雀を描きます。
黒だけなのに、茶や緑の色が浮き上がって見えます。
また、む襖を開けても画題がかわらないように構図が工夫されています。
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コメント 8

pandan

円山応挙 名前は聞いたことがあります、
素敵な作品ですね。
by pandan (2013-03-03 05:00) 

斗夢

応挙というと幽霊画を思い出すのですが・・・違っていましたか?
by 斗夢 (2013-03-03 07:22) 

夏炉冬扇

お早うご゛さいます。
私も見てみたい、実物を。
by 夏炉冬扇 (2013-03-03 09:58) 

PATA

幽霊画ばかりがクローズアップされがちですが
他の作品も見てみたいですね。
by PATA (2013-03-03 12:48) 

川崎工場長

丸山応挙といえば「なんでも鑑定団」でお馴染みですが、
やはり本物には訴えるモノがあるんでしょうね。
by 川崎工場長 (2013-03-03 20:02) 

Take-Zee

お宝鑑定団でよく聞く方ですね。
なにせ、こういう知識がないので・・・

by Take-Zee (2013-03-03 20:17) 

ねじまき鳥

幽霊は有名ですが、今回の展示にはなかったです。

by ねじまき鳥 (2013-03-03 22:44) 

村石太あ

円山応挙展 で 画像検索中です
こないだ 県美で 円山応挙展 行きました
よかったです。最高です。
伊藤若冲と江戸絵画展 と どこか 比較していたかもしれません。(少し応挙の作品もあった記憶です) 応挙の孔雀の絵は 素晴らしいですね。襖絵の孔雀と松の枝と松の葉先 スゴイ。
小さいパソコンで 鯉の滝登りの画像を見ていたときは 墨でかかれたラインかとおもっていた。
幽霊の髪の毛かなぁと 勘違いしていたかもしれません(笑い)。鯉の描写に 大拍手という気分。(マスキングで 描けるかナァ)
眼がね絵だったかなぁ。小さな絵の マクロ的というか人の描写。
ドでっかい屏風に書かれた 植物の絵の端に書かれた タンポポ 好きです。屏風の応挙が 書いた場所。
犬のかわいい絡み 太極図のような明暗
バランス おもしろいです。他
2時間ぐらいの拝観時間でした。常設展のときは クラクラした気分
ローソク時代の 襖 屏風絵 おもしろいです
絵画同好会(名前検討中

by 村石太あ (2013-04-13 15:30) 

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